蜂の子で免疫力アップ!

瓶詰めや缶詰、そのまま焼いたり網焼きにしたりと、様々な調理法で楽しませてくれる蜂の子。
単なるゲテモノ好きの食材ではなく、日本の山間部から伝えられた伝統的な食べ物です。
貴重なタンパク源として重宝されており、戦時中の食糧難を乗り切るためにも活用されていました。

近年の研究によって、その蜂の子が「緊急時の栄養補給食材」のような物ではなく、「常食に値する健康食品」であることが分かってきています。
実際に、頻繁に蜂の子を食べる人と、そうでない人の健康状態について統計をとった結果、頻繁に蜂の子を食べている人の方が健康的であると言われています。

単純に美味しいからと言うだけで、現代まで調理法が伝えられてきたわけではなさそうです。
蜂の子にはどのような秘密があるのでしょうか?
今回は、蜂の子の「健康パワー」について、皆さんにご紹介させて頂きます。

高まる免疫力!

免疫力を簡単に説明すると、体外から体内に侵入してきた病原菌や病原体を撃退する力です。
人間の免疫には、自然免疫と獲得免疫の2種類があります。

自然免疫とは、生まれながらに備わっている免疫の事です。
獲得免疫とは、病原体の侵入などによって、後天的に強化された免疫の事です。
一度病気になったりした時、「次からは症状が軽くなる」と言われるのは、獲得免疫が強化されたからですね。

蜂の子で強化されると考えられているのは、「自然免疫」です。
蜂の子の有効成分が作用し、自然免疫が強化されることで、体内に侵入してきた病原菌や病原体を撃退しやすくしてくれます。

NK細胞を活性化

もう少し具体的に紹介しましょう。
蜂の子が、自然免疫力を強化してくれる根拠は、何処にあるのか。
その一つが、蜂の子の成分による「NK細胞」の活性化にあると考えられています。

NK細胞とは、病原菌や病原体から身体を守ってくれる戦士の役割を担う細胞です。
NK細胞は、脳からの司令を受ける事無く、独立して行動することができ、外敵の侵入をいち早く察知して討伐に向かいます。

免疫細胞の多くは、脳からの信号を受け取るまで、外敵の討伐に向かおうとしません。
しかし、NK細胞は、「脳からの司令を受けずに動ける」という特徴を持っているため、他の免疫細胞よりも先んじて外敵を討伐できる強みを持っています。
蜂の子の成分が、このNK細胞に働きかけ、NK細胞の活動を活発化させると考えられており、免疫力強化に大きな期待が寄せられているのです。

リンパ球の働きも助けます

白血球の一種に「リンパ球」と呼ばれるものがあります。
このリンパ球も、外から入ってくる病原菌や病原体を撃退してくれる免疫細胞です。
リンパ球は、体内の「胸腺」と呼ばれる場所に多く分布しています。

このリンパ球は、ホルモンバランスに影響されやすく、ホルモンバランスが崩れると数が減少する傾向にあります。
免疫細胞であるリンパ球が減少すると、当然ですが免疫力が低下してしまいますので、免疫力を低下させない為には、健康的なホルモンバランスを維持しなければなりません。

蜂の子には、このホルモンバランスを調整する働きが認められており、リンパ球減少を防ぐ効果を発揮してくれます。
さらに、リンパ球の働きが衰えている時、蜂の子の成分によって、リンパ球の動きを活発にする効果が認められています。
蜂の子によってホルモンバランスが整えられ、その結果、リンパ球が元気になり、リンパ球の減少も抑えられ、間接的に免疫力が高まると考えられているのです。

蜂の子の健康パワー!

人間の体を病原菌や病原体から守ってくれる免疫細胞。
その免疫細胞を元気に活発にしてくれるのが蜂の子です。
今回は、NK細胞とリンパ球に対する効果に注目し、皆さんに効果・効能をご紹介させて頂きました。

主に、日本の山間部で食べられている蜂の子ですが、現在はお手頃な価格で簡単に入手することが出来ます。
甘露煮や佃煮など、レパートリーも豊富です。
勿論、サプリメントもあります。
蜂の子を毎日食べれば、体の内側から健康になれそうですね。