続続・蜂の子の元気の素!必須アミノ酸

人間の身体を構成する必須の成分「タンパク質」。
髪の毛からつま先まで、人の目に見える人間の姿は、何らかのタンパク質で出来ています。
目に見える部分だけではなく、内蔵、血管、筋肉、ホルモン、酵素、神経...etc 人間のありとあらゆる部位がタンパク質です。

そのタンパク質を合成する為に必要なのが20種類のアミノ酸。
そのうちの9種類が「必須アミノ酸」と呼ばれ、毎日の食事で必ず摂取してほしい栄養素として知られています。

蜂の子には、その必須アミノ酸の全てがバランスよく含まれており、その栄養価の高さから、サプリメントや粉末に加工された様々な製品が、一般に販売されています。
蜂の子の人気の秘密であり、元気の素でもある必須アミノ酸とは、どんな栄養素なのでしょうか?

身体を作るだけじゃない!必須アミノ酸の効果

アミノ酸の役割は、「人間の体を作る」、「成長させる」、「代謝を促進」など、目に見える身体の部位を大きくする事です。
そのアミノ酸を豊富に含む蜂の子は、ボディビルダーや、身体を魅せるスポーツ・職業の方々から支持を得ています。

メディアや書籍で蜂の子を紹介する記事も、多くが「体作り」をメインにしておりますが、必須アミノ酸の効果・効能はそればかりではありません。
必須アミノ酸には、人間の心に働きかけてくれる効果も認められているのです。
この記事では、主に「人の心を楽にしてくれる」必須アミノ酸「フェニルアラニン」をご紹介しましょう。

鎮痛作用を発揮(フェニルアラニン)

フェニルアラニンは、神経伝達物質です。
神経伝達物質とは、神経細胞と神経細胞の間で、信号を伝達する役割を担っています。
具体的には、フェニルアラニンから生成される「ノエルエビネフリン」と「ドーパミン」によって、信号が「刺激」として伝えられます。

フェニルアラニンも医療の現場で活躍しており、化学合成されたDLフェニルアラニンが「鎮痛剤」として利用されています。
化学合成された物だけではなく、天然のフェニルアラニンの事を「Lフェニルアラニン」と呼び、こちらにも鎮痛効果が認められています。

主に、慢性的な痛み(リウマチ、関節痛など)の痛みを軽減する為に利用されていますが、最近の研究では「うつ病」にも効果があると期待されています。
フェニルアラニンが持つ鎮痛作用が、私達に心の安らぎを与えてくれるのです。

心の病を軽減してくれるアミノ酸

心の病に神経伝達物質が関わっているかもしれない…そんな可能性が考えられ始めたのは、高血圧の患者さんに対する治療から始まったことは有名な話です。
「血圧を下げるための薬を投与すると、心のバランスが崩れた」という症状が現れたため、その原因を調査した所、薬の投与による「神経伝達物質の減少」が関係してたと言うのです。

人間の感覚は、脳内に張り巡らされている神経伝達物質によって実現されています。
ここで言う感覚とは、痛みや安らぎ、ストレスや高揚感など多岐にわたります。

私達は、痛いと感じたいから「痛み」を感じようとしているわけではありません。
痛みを感じる刺激を認識し、脳が「痛い」と判断することで、私達は怪我や病気を理解することが出来ます。
神経伝達物質は、その刺激を伝えてくれる大切な物質なのです。

フェニルアラニンを摂取することによって、神経伝達物質の働きを補えると考えられており、崩れてしまった心のバランスを調整する効果が期待されています。

毎日の蜂の子で心身ともに健康的な毎日を

人間の体を作り、成長を促進するためには必須のアミノ酸。
そのアミノ酸が、人間の心のバランスにも影響しているかもしれません。
今後の研究に、大きな期待が寄せられているのは言うまでもありません。

蜂の子には、豊富なアミノ酸が含まれています。
サプリメントや粉末など、手軽に摂取できる蜂の子が販売されておりますので、毎日続けることも簡単です。
心も身体も健康に過ごせるとしたら、毎日続けることも苦にはならないですね。