日本の山間部に伝承されている蜂の子文化。
蜂の子の高い栄養価を確信した昔の人々は、蜂の子を定期的に摂取することで、滋養強壮や肉体疲労回復に役立ててきました。
その噂は日本全国に広まり、蜂の子が珍重され、高値で取引されていた事実も残っているほどです。

そして現代。
蜂の子の研究によって、その効果・効能の理由の一つが、アミノ酸にあることが分かってきています。
アミノ酸とは、人間活動において無くてはならない大切な栄養素と言われている、とても重要な栄養素です。
今回は、蜂の子に含まれるアミノ酸について、皆さんにご紹介させて頂きます。

蜂の子にはアミノ酸がたっぷり！

疲労回復や免疫力の向上、体力や筋力の向上に脂肪燃焼促進など、様々な効果・効能が認められているアミノ酸。
人間の体で活躍してくれるアミノ酸は、20種類と言われており、それらをバランスよく摂取することで健康を維持できると考えられています。

蜂の子には、20種類のうち、なんと18種類のアミノ酸が含まれています。
人間の体に必要なアミノ酸のほぼ全てです。
さらに、20種類のアミノ酸のうち、とくに重要とされている9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼んでいるのですが、蜂の子はその必須アミノ酸の全てを含んでいます。

アミノ酸の種類が多いだけではなく、含有量も高いため、主食のように沢山食べる必要はありません。
また、虫が苦手な人でも、サプリメントで蜂の子と同等の栄養を摂取できます。

アミノ酸がたっぷり含まれた蜂の子。
昔の人々が、貴重な栄養源として蜂の子を珍重していた事実にも頷けますね。

アミノ酸の役割

しかし、なぜアミノ酸が重要視されるのでしょうか？
アミノ酸の役割は何なのでしょうか？

人間の体にとって大切な成分に、タンパク質があります。
非常に大雑把ではありますが、「筋肉＝タンパク質」と考えるとイメージが湧きやすいでしょうか。
筋肉や内蔵、血管など、「肉」をイメージする全ての部位が、タンパク質で構成されていると言っても良いでしょう。

そのタンパク質の素になっているのが、アミノ酸です。
つまり、アミノ酸を摂取しなければ、タンパク質を補給することが出来ず、使いすぎて壊れてしまった筋肉細胞など、傷んだ細胞を修復することができなくなってしまいます。
傷んだ細胞を復活させるためには、常にアミノ酸を補給しなければならないのです。

「明日の自分は、今日食べたもので出来ている」 これが人間の摂理です。
このように、アミノ酸は身体を作る重要な役割を担っているのです。

毎日のアミノ酸で若々しい身体を！

いかがでしたでしょうか？
アミノ酸が、人間の体にとってとても大切な成分であり、蜂の子がそのアミノ酸を豊富に含んでいる事を理解していただけたかと思います。
毎日蜂の子を食べ続けることは現実的には難しいですが、蜂の子の成分を濃縮したサプリメントが販売されています。
サプリメントであれば、毎日手軽にアミノ酸を摂取できますね。

毎日の蜂の子で新陳代謝を促し、若々しく健康的な身体を手に入れましょう。